どうも。前回「空手にも余裕が必要だ」というお話をいたしました。
きっと伝わっていないと思われますが、先日子供にあるトレーニングをさせた時のことが良い例になる?かもしれません。
またはより分かりづらくなるかもしれませんね。
空手で一番大切なのはスピードだ!
さて、そのスピードってどうやって出すのでしょうか?
この動画をご覧ください。子供たちが「速く走るためのトレーニング」を受けているところです。
このトレーニングの他、ラダーを使ったトレーニング等とても面白い内容でした。
子供たちは自分の前に等間隔に置かれた障害物を片足ずつ飛び越えて行きます。
なるべく早く。。。
コーチは子供たちにこんな指示を出しました。
「まずは50%ぐらいの力でやってみて」
「次は60%ぐらいで」
「次は70%ぐらいで」
「次は80%ぐらいで」
「90%で」
「100%で」
そして最後にコーチはこんな質問をしました。
「50%から100%までやってみたけどみんなどのぐらいが一番スムーズに走れた?」
一番多く手が挙がったのは「80%の力で走った時」とのこと。
力まないで走れとか、リラックスして走れとかよく言いますね。
空手の型そうでしょう。よく先輩方や師範から「肩に力が入っている」と指摘を受けることがあります。
力強く型をやることと、力を入れて型をするのとは違うんですね。
90%、100%っていうのは力んでしまうパーセンテージなんでしょうね。きっと。
なので、空手はスピード!ということはやっぱりリラックスして、少し余裕を持って型、組手をするってことなんです。
悔しいですがやっぱり強い人はリラックスしている人、気持ちに余裕がある人なんですね。
余裕か、ないなぁ・・・。