この生活リズム。戻って来た、ただいま!って感じだ。
一か月前、私は息子からもらったマイコプラズマ肺炎になった。
前日の夜もいつものようにハードな稽古をこなした。ただ少し疲れてたか・・・。
師範にも「大丈夫?」と声をかけられたことを覚えている。
どうやら当時「マイナスの気」を発していたようだ。師範には分かっていたのかな。
次の日の朝、39度の熱が出た。月曜日の朝、42度までなった。そして救急車で運ばれたのである。
入院なし!看護婦さんに座薬を打たれた私は、CTスキャンでも何の異常もなく、その日のうちに帰らされたとさ。よかった、入院しないで。
そのまま自宅で一週間と少し療養。仕事もいっぱいいっぱいで「あぁ、休めないな~」と思っていた一週間だった。
自分は健康だと思っておりましたがやはり仕事で寝不足が続き、いつの間にか隙を見せていたのかもしれませんね。
そして仕事復帰後も、仕事の都合もあり空手のない生活が続く。最近数回短時間、ジャージでの稽古参加はありましたが、本日やっとフル稽古をすることができました。
大きな声を出し、子供達と一緒に稽古をする。
不健康になると不健康な生活のリズムに慣れてします。病人だから・・・的な甘い考えもあったかもしれない。今夜は本当によい稽古になった。いつもの生活リズムに戻るよいきっかけにもなった。
パズルの足りなかったピースがやっとパチッと音を立ててハマった瞬間だった。
継続は力なり!とよく言われる。
今まで空手を続けてきたお陰で色々なことが続けられるようになっていた。そしてこの一カ月、いつも続いていたことがなんとなく億劫になったような気がしていた。
私にとって空手というのは生活の重要な一部分なのだ。
仕事ができて家族が幸せ、家族が幸せだから子供と一緒にこうして空手ができる。
いつものリズム。
稽古前にストレッチをする。今日はストレッチから調子が良かった。病み上がりなので無理はしないように・・・ところがどっこい!本日の稽古は普段でもキツイと感じるトレーニングだった。
無理はしない・・・無理をせずにはいられない稽古。でも何とかやれた。思ったよりも動けた自分、
明後日の筋肉痛確定である。病み上がりというのはこんなものなのかもしれない。
マイコプラズマ肺炎のお陰で、ずっと楽しみにしていた関東東北選手権大会も欠場した。
本当に残念でならない。
来年は6月に横浜文化体育館で大会が行われるようですね。その時を楽しみに、100%の力を出し切れるように健康には気をつけて、仕事もほどほどに、そして睡眠はしっかりとって家族、そして道場の皆さんに支えられながら頑張って生きて行こうと思います。
初めての救急車体験、普段健康で病院にも行かないような人間は、救急車に乗ったぐらいで「俺は死ぬんじゃないか」と思ってしまうのですね。
色々聞くとマイコプラズマ肺炎になった方が思ったよりもいて、みなさん二週間ぐら入院しているようです。私は運ばれた日に帰らされた・・・という意味ではまだ健康だったのかもしれません。これもきっと空手をやっていたからなのかもしれませんね。
母からのメール。
「よい厄払いができましたね。。。」
どうやら厄年だったらしいです。
子供達には本当に元気をもらいました。普通の生活。幸せな生活。
「夢のような生活」とはきっと幸せに暮らしている“今”のことなんだなぁと感じます。
こうして空手に通わせてくれている家族に、そして錬心舘横浜本牧の師範を始め門下生の皆さんには本当に感謝しております。
今の生活ができていることに、そして色んなことに感謝しましょうね。
それではお聴きください。「ありがとう」
さて、寝るか。