2011-08-26

空手をやるなら強くならなければ意味はない

こんばんは。空手父さんです。

何事も目標を持つのは大切です。どんな目標にするかは個々の自由ですね。
私も空手を始めるにあたり最初は「健康のため、ストレス発散!」とどちらかと言うと“格闘技としてではなく・・・”程度の目標しかありませんでした。
もちろんこれはこれでステキな目標だと思います。実際健康になりましたし、今でも大声や大汗をかきストレス発散になってます。ある意味目標は達成できています。

2010年10月 演武会にて 大鳥小学校
ある日の練習。師範の「空手をやるなら強くならなければ意味がないと思う」という言葉に私は次のステップ、次の目標が頭に浮かびました。錬心舘の空手には防具をつけての「組手」と、各種の技を決まった順序で演武する「型」とうものがあります。正直格闘技にはあまり興味がなかった当初の私は「型」しか頭にありませんでした。ですが日々組手の練習をしている先輩方を見ているうちに、そして師範の言葉を聞き、次第に「強さ=組手」という考えにシフトしていきました。
私の空手スイッチが入った瞬間でした。

力がある、破壊力があることだけが本当の強さではありません。師範の言う強さには精神的な強さという意味も込められているのだと思います。最近組手の練習を始めましたが、初心者なりに組手を通して力だけではない精神的な強さ“前に出るところと引くところ”、“前に出たいけれども出たらやられる”といった逸る気持ちを抑える部分、我慢強さのようなものを身につけられるのかな???と感じるものがあります。
私はまだ初心者です。きっと「出たらやられる」という気持ちになるのは早いかもしれません。大人になると失敗することを恐れます。反面、失敗しないと自分の弱い部分が分かりません。やられるのが嫌だから前に出ない。。。という気持ちになっては逆に強くなれないのです。

アラフォーで初心者の私です。今はやられて何ぼの時期だと思ってます。きっと私が今の段階での本当の強さを身につけるのはこの“やられることを恐れない、やられないと強くならない”といった考えに至ること、練習でそれが実践できるようになることなのでしょうね。

11月20日は関東東北選手権大会です。練習でできないことは本番でもできません。

初心者は初心者なりに焦らず“強さ”というものを身につけて行きたいと思います。
こういったことを少年少女に教えられるのはまだまだなのかもしれません。


師範より

以上 明日もがんばりましょう。