2014-04-20

「なぜ」これをやるのか?を伝えること

どうも。
アラフォーになり、仕事ではなく、「武道」、「スポーツ」という観点で教えられる側と教える側になった今日この頃。

改めて教える、伝えることの難しさを痛感しております。

日々の空手の稽古では教えられる側なのですが、師範はひとつひとつの稽古メニューを門下生に伝える時必ず「なぜこの稽古(メニュー)が必要なのか」を門下生に伝えます。
空手はスピードが一番大事、そのスピードを出すには○○と○○の筋力が必要だからこのトレーニングが必要だ。
相手がこう攻撃して来た時にこうしなければならないからこれが必要なんだ。
こうしないと爆発的な力が相手に伝わらない。倒せない。だから突きはこういう動きをしなければならない。
何についてもよくあるパターンは「やらされている感」のある練習。
やらされている感のある稽古は錬心舘横浜本牧道場にはひとつもありません。
特に子供たちへ「なぜ」を伝えるのは重要ですね。

という訳で安全地帯「恋の予感」を。 なぜ、なぜ、あなたは♪♪♪



私は数か月前少年サッカーのコーチになりました。

皆さんサッカーと言うとテレビでやっている日本代表やワールドクラスのサッカーを思い浮かべる方が多いと思います。

もちろんサッカーをやっている少年たちのお父さんお母さんも例外ではありません。

ここで何が起こるかというと少々大げさかもしれませんが、
子どもたちににワールドクラスのプレイを求めるのです。
少年サッカーの試合を観ていると外野から「パス!打て!動け!もっと開け!なんで○○しないんだ!・・・・あぁ」といった声が多々聞こえてきます。


無理もありません。
ワールドクラスのサッカーを少年サッカー、いや自分の息子に求めているのですから。。

練習でできないことは試合では絶対にできません。
なのでこの「どうして○○できないんだ!」の○○の部分を練習でひとつひとつ教えなければならないのです。

しかも、なぜこのタイミングで○○をすべきなのかをコツコツひとりひとりに教える、伝える必要がある。

私は小学生の頃、野球をやっていました。野球は地域の野球チーム。そして4年生の頃学校のサッカーチームに入りました。

そして数十年後の今「ああ、あの時のあの体験はこういうことだったのか!あの時の監督の言葉、先生の言葉はこういう意味だったのか!」とやっと気づいたのです。

次回へ続く。。。